組織づくり
「理想の組織」とは、どのような組織をイメージしますか?
私達(JaMP)は、継続的に成果をあげ続け、所属するメンバーを幸せにするために良好な人間関係が構築されている組織、「成果」と「人間関係」を両立する組織こそが『理想の組織』であると、考えています。
- 共通の目的
- メンバー全員が目標達成に向かっている組織
- コミュニケーション
- 互いに尊敬し合い、刺激し合う組織
- 貢献意欲
- 働く喜びを感じることができる組織
共通の目的を持つためには、将来の戦略を経営者が従業員に対して明示しなくてはなりません。「経営理念」「戦略」「目標」などがこれにあたります。
事業環境が目まぐるしく変わっていく現在、経営はルートがない地図の上を歩いていくようなものです。かつては、現在を基準に将来の戦略を作ればよい時代がありました。高度成長期といわれる右肩上がりの時代です。しかし、現在は、技術革新は目まぐるしく、経営環境も日々変化をし、昨日正しかったことが明日も正しいとは限らない時代になったと言えます。こんな時代であるからこそ、目的地に到達するためのコンパス(理念や戦略)が今まで以上に大切な時代です。
理想の組織
- メンバー全員が目標達成に向かっている組織
- 自社の強みと弱みがわかっている組織
- 外部のチャンスとリスクが分析できている組織
- 人材が育っていく組織
例えば部下がミスをした時、上司は頭ごなしに怒鳴るのではなく
「なぜそのようなことが起こってしまったのか」
「もし、もう一度するとしたら、どう改善するのか」
と“自己評価”によって答えを引き出すようにし、部下の積極性・主体性を育んでいくことが重要です。
経済が右肩上がりに成長し続ける時代には、「トップが答えを持ち、部下は言いなり」という状態でも組織として発展することができました。しかし、ご存知のとおり現代は、先行き不透明な時代であり、そんな組織では通用しなくなっています。
まして、脅す・罰するなどによる「恐れ」によってメンバーの行動を管理する『ボスマネジメント』を行うと、短期的な成果を挙げることはできたとしても、そういった組織に真の信頼関係が築かれることはなく、メンバーが委縮し成長が遅くなり、その結果、継続的に成果をあげ続けることは難しいものです。また、短期的に成果があがったとしても、メンバーが「幸せ」とは言い切れないのではないでしょうか。